今回紹介するSIMフリースマホは、2017年7月31日に発売された「g06+(グーマルロクプラス)」だ。NTTレゾナントが「gooのスマホ」というブランドで発売するモデルで、量販店での実売価格は1万2790円(税別)だが、同社が運営するオンラインショップで購入し、同時にOCNモバイルONEに加入する場合は、7800円(税別)となる。現在、日本で購入できるSIMフリースマホの中では、最も安い価格帯のモデルといえる。同社から商用モデルを1週間借りて、実際の使い勝手をチェックしてみた。
片手でラクラク操作できる手頃なサイズが魅力
g06+はクロスリンクマーケティングという日本のメーカーが開発したスマホだ。2016年9月に発売された「g06」の機能を強化させたモデルで、仕様の多くは前モデルのg06と共通している。
4インチで800×480ドットの液晶ディスプレイを搭載し、カメラは背面が500万画素で、前面が200万画素。CPUは1.1GHz動作のクアッドコア、バッテリーが1700mAhで取り外し可能といったところは前モデルのg06と同じだ。
前モデルから進化したのは、メモリーとOSのバージョン。メモリーの容量はRAMが1GB、ROMが8GBだったのが、RAMが2GB、ROMが16GBへと倍増した。OSのバージョンは、Android 6.0からAndroid 7.0への順当に上がっている。
g06+を実際に手にして、すぐに実感できる長所はその小ささだ。