シャープがモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を発売した。ロボホンは、Androidをベースとする独自OSを搭載したSIMロックフリーの携帯電話。LTE・3Gのモバイルデータ通信と高音質通話「VoLTE」に対応している。シャープは、ロボホンのことを「スマホ」とは呼んでいないが、多彩な機能を搭載した携帯電話という意味では「スマホ」と呼んでもいいのではないかと思う。

 実際にスマホのように使えるのか? メインの操作方法となる音声操作は、iPhoneの「Siri」やAndroidの「OK Google」のようにスムーズに使えるのか? 発売に先駆けて、数日間試せる機会を得たので、率直な印象をお伝えしたい。

「立ち上がって」と話すと、この状態に。「こっちに来て」と話すと、二足歩行をする。
「立ち上がって」と話すと、この状態に。「こっちに来て」と話すと、二足歩行をする。
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「RoBoHoN」の主な仕様
本体価格19万8000円(税抜)
ココロプラン(必須)月額980円(税抜)
ケアプラン(任意)月額990円~(税抜)
CPU1.2GHz クアッドコア
メモリー2GB
ストレージ16GB
カメラ約800万画素
ディスプレイ約2.0型 QVGA(320×240ドット)
プロジェクターHD(1280×720ドット相当)
バッテリー容量1700mAh(実使用時間1日以上)
通信方式LTE(Band1、3、19)/3G(Band1、6、19)
Wi-FiIEEE802.11 b/g/n
BluetoothBluetooth 4.0
身長/体重約19.5cm/約390g