今回レビューするSIMスリースマートフォンは、ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI Mate 9」だ。
ファーウェイのスマートフォンには、2016年に日本でもヒットした「HUAWEI P9」などの「P」シリーズと、楽天が独占販売する「honor」シリーズ、2月24日から日本での販売が始まる「nova」シリーズなど、複数のシリーズがある。それらの中で最上位のシリーズが「Mate」で、Mate 9(市場想定売価は税別6万800円)はMateシリーズの最新機種だ。HUAWEI P9で高く評価された、ライカ製のダブルレンズを搭載することでも注目されている。
5.9インチの大画面のわりには持ちやすい
HUAWEI Mate 9のOSはAndroid 7.0。CPUは2.4GHz×4 + 1.8GHz×4のオクタコア(Kirin 960)、RAMは4GBという構成だ。動作は非常に軽快で、アプリの切り替えや、設定変更後の再起動など、端末に負荷がかかりそうな操作をスピーディーにこなしてくれる。1週間ほど試用したが、ストレスを感じることはなかった。
ディスプレイは約5.9インチのフルHD(1080×1920ドット)。スマホとしては最大級とも言える大きさで、写真や動画、Webページを表示して見た際に迫力を感じる。もちろん毎日見ているうちに慣れるだろうが、Mate 9を使うと最早5.0〜5.2インチクラスの画面には戻れないのではないかと思う。