ノート型として使いやすい標準タイプはモバイルノートの中で最も標準的な形状だ。タッチ操作よりもキーボードとタッチパッドによる従来の使い勝手の良さを望むユーザー向け。仕事に使うのにも向いている。

驚くほど軽くなった定番のモバイルノート

Let’s note CF-SZ5YDKPR(パナソニック


■実勢価格:約20万5000円■発売時期:11月6日■CPU:Core i5-6200U(2.3GHz)■容量:メモリー4GB/HDD750GB■光学ドライブ:DVDスーパーマルチ■無線LAN:11a/b/g/n/ac■本体色:シルバー
■実勢価格:約20万5000円■発売時期:11月6日■CPU:Core i5-6200U(2.3GHz)■容量:メモリー4GB/HDD750GB■光学ドライブ:DVDスーパーマルチ■無線LAN:11a/b/g/n/ac■本体色:シルバー
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 Let's noteの中でも、定番なのが12.1型液晶と光学ドライブを搭載するシリーズだ。今回のフルモデルチェンジでは、驚くほどの軽さに進化した。写真の最廉価モデルはハードディスクを搭載し1.02㎏。SSDを採用する最軽量モデルでは、929gの軽さだ。

 この重さで、DVDスーパーマルチドライブまで内蔵するのだから驚きだ。実物を持っても拍子抜けするほど軽く、日常的に持ち歩いてもほとんど苦にならないだろう。

 堅ろう性を追求した独自のスタイルは健在で、無骨ながら丈夫で安心して使える。軽量化のためにボディーの肉厚を削っているが、天板の断面構造などを見直すことで強度を維持している。

 デザインは最近の流行となっている薄さを追求せず、代わりにアナログRGBや有線LAN端子などのコネクターを装備している。見た目のスタイリッシュさよりも実用性を追求している点も、Let's noteならでは。

●高い強度と拡張性で仕事用に向く
●高い強度と拡張性で仕事用に向く
USB端子を3つ備えるほか、アナログRGB、有線LANにHDMIまで備えており、古めの機器ともつなげる
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 性能は素晴らしく、最上位モデルは、第6世代の新しいCore i7シリーズを搭載。SSDとの組み合わせは、A4ノートの上位モデルをもしのぐレスポンスで操作できる。気になるバッテリー駆動時間は、Lバッテリー搭載モデルなら、21時間という超長時間駆動だ。

 キーボードも大変打ちやすく、19mmのフルピッチと、2mmストロークを採用。タイプ感は抜群で、長文の入力にも向いている。こちらもおなじみのホイールパッドを搭載するので、WebブラウザーやExcelのスクロール操作もしやすい。

円形のホイールパッドはスクロールがしやすい
円形のホイールパッドはスクロールがしやすい
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