ノート型として使いやすい標準タイプはモバイルノートの中で最も標準的な形状だ。タッチ操作よりもキーボードとタッチパッドによる従来の使い勝手の良さを望むユーザー向け。仕事に使うのにも向いている。
驚くほど軽くなった定番のモバイルノート
Let’s note CF-SZ5YDKPR(パナソニック)
Let's noteの中でも、定番なのが12.1型液晶と光学ドライブを搭載するシリーズだ。今回のフルモデルチェンジでは、驚くほどの軽さに進化した。写真の最廉価モデルはハードディスクを搭載し1.02㎏。SSDを採用する最軽量モデルでは、929gの軽さだ。
この重さで、DVDスーパーマルチドライブまで内蔵するのだから驚きだ。実物を持っても拍子抜けするほど軽く、日常的に持ち歩いてもほとんど苦にならないだろう。
堅ろう性を追求した独自のスタイルは健在で、無骨ながら丈夫で安心して使える。軽量化のためにボディーの肉厚を削っているが、天板の断面構造などを見直すことで強度を維持している。
デザインは最近の流行となっている薄さを追求せず、代わりにアナログRGBや有線LAN端子などのコネクターを装備している。見た目のスタイリッシュさよりも実用性を追求している点も、Let's noteならでは。
性能は素晴らしく、最上位モデルは、第6世代の新しいCore i7シリーズを搭載。SSDとの組み合わせは、A4ノートの上位モデルをもしのぐレスポンスで操作できる。気になるバッテリー駆動時間は、Lバッテリー搭載モデルなら、21時間という超長時間駆動だ。
キーボードも大変打ちやすく、19mmのフルピッチと、2mmストロークを採用。タイプ感は抜群で、長文の入力にも向いている。こちらもおなじみのホイールパッドを搭載するので、WebブラウザーやExcelのスクロール操作もしやすい。