秋・冬モデルのパソコンは、ほとんどの機種がWindows 10を搭載している(図1)。旧モデルとデザインやスペックが変わらない製品も、ほとんどがOSをWindows 10に変更している。

●多くの機種がWindows 10対応に
●多くの機種がWindows 10対応に
図1 通常のデスクトップモード(上)と右のタブレットモードを自由に切り替え可能で、タッチ操作でも快適に使える。2in1モデルでは使い方に応じて自動で切り替え可能だ
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 新しいOSが登場した際には、「最初は不具合があるかもしれない」と及び腰になる人も少なくないだろう。ところが、今シーズンはWindows 10が登場してからおよそ2カ月後の新製品リリースなので、心配は不要だ。幸いにしてWindows 10は市場の評価も高く、目立つ不具合もないので、安心して買い替えられる。操作性が近いWindows 7からの乗り換えでも戸惑わずに使えるはずだ。また、図2に示した変形タイプや着脱タイプには、タブレット形状での利用時にWindows 10がタブレットモードに切り替わる機種もある。

●3つの方式の新製品が出そろう
●3つの方式の新製品が出そろう
図2 最近は、一口に「モバイルノート」と言っても、上図のように3つのタイプに分かれているので、自分の用途に合わせて選ぶとよいだろう。標準タイプはタッチ操作ができない機種も多く、主にベテランユーザーが仕事に使うのに向いている
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 タブレットには、タッチペンが付属するモデルが目立ってきている(図3)。実際に使ってみると、手書きでノートを記せたり、写真やPDFに注釈を入れたりできるなど、大変便利だ。Windows 10に採用された新ブラウザー「Edge」もペンによる手書きに対応している。

●タッチ操作に加えてペン対応の機種も
●タッチ操作に加えてペン対応の機種も
図3 変形タイプと着脱タイプはタッチ操作に対応している。さらに専用のペンが付属して手書きができる機種もあり、マウスのような細かな操作も可能
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