アクセスポイントによってはセキュリティを高めるために、Windows 10でいうところのアクセスポイントの一覧には出ないように設定していることがある。一覧には「非公開のネットワーク」として表示されるので、そこで「ネットワーク名」(SSID)を入れて設定できるし、手動で作成も可能だ。

 「ネットワークと共有センター」の「新しい接続またはネットワークのセットアップ」から下の手順でアクセスポイントの設定を作成する。「ネットワーク名」にはSSIDを入れる。「セキュリティの種類」は、アクセスポイントと合わせる。多くの場合は、「WPA2- パーソナル」だろう。一覧からの設定と同じく「この接続を自動的に開始します」にチェックを入れると、アクセスポイントを見つけ次第、接続されるようになる。ただし、「正常に追加しました」の画面を閉じた段階では接続されていないので注意が必要だ。

タスクバーの無線LAN のアイコンを右クリックすると出る「ネットワークと共有センターを開く」を選択する
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「ワイヤレスネットワークに手動で接続します」を選ぶ
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「ネットワークと共有センター」で「新しい接続またはネットワークのセットアップ」を選択する
「ネットワークと共有センター」で「新しい接続またはネットワークのセットアップ」を選択する
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「ネットワーク名」がSSIDに当たる。セキュリティの種類を選ぶと「暗号化の種類」も自動で決まる。セキュリティキーを入力して、「次へ」を押す。この段階では、アクセスポイントにはまだ接続できていない
「ネットワーク名」がSSIDに当たる。セキュリティの種類を選ぶと「暗号化の種類」も自動で決まる。セキュリティキーを入力して、「次へ」を押す。この段階では、アクセスポイントにはまだ接続できていない
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*掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。 ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。 Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。