Windows 10では、前述の通りリボンのボタンから簡単にフォルダー共有が行える。しかし、この状態だと、共有フォルダー内のファイルは「読み取り専用」だ。共有フォルダー内のファイルは別のPCにコピーできるが、別のPCから共有フォルダーにファイルをコピーしたり、共有フォルダー内のファイルを直接編集したりはできない。
こうしたアクセス権限を変更にするには、同じく共有タブの共有グループにある「特定のユーザー」ボタンをクリックする。共有フォルダーにアクセスできるユーザーの設定や、フォルダーのアクセス権限を変更できる。
アカウント名をクリックするとプルダウンメニューを表示するので、「読み取り/書き込み」にすると、フォルダーへの書き込みやファイルの編集が可能になる。「削除」で、そのユーザーは共有ファイルにアクセスできなくなる。
中間のプルダウンメニューからアカウント名を選択して「追加」すると、その共有フォルダーにアクセスできるアカウントを増やすことが可能だ。「Everyone」や「Guest」だと、そのPCに登録されているアカウント全てがアクセスできるようになる。セキュリティ面では要注意だ。