子供にPCを使わせたい場合、これまでは「ペアレンタルコントロール(Windows 7)」や「ファミリーセーフティー(Windows 8)」といった機能を使用した。しかしWindows 10 では新機能の「家族アカウント」で、こうした部分をカバーする。

 家族アカウントでは、PC を使える時間制限や、有害なサイトやアプリの利用制限、子供がどんなアプリやゲームを起動したかなどを把握する履歴機能が利用できる。

 利用制限はブラックリストとホワイトリストの両対応で、小学生の子どもは基本的にホワイトリスト、大学生になったらブラックリストにするなど、情報リテラシーに合わせて利用制限を柔軟に変更できる。こうした制限の設定は、「親アカウント」として設定されているMicrosoft アカウントから行える。

設定を「アカウント」→「家族とその他のユーザー」とたどり、「家族のメンバーを追加」をクリック
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ここでは子どもが使う家族アカウントを例にするので、まずは「お子様を追加する」にチェックを入れてMicrosoftアカウントを入力する
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