個人が所有して使うPCでのWindows 10は、Microsoftアカウントでサインインして使うのが一番便利だ。マイクロソフトの提供する各種Web サービスを、個別のログイン作業なしでスムーズに使えるし、エクスプローラーのナビゲーションウィンドウにはOneDrive のフォルダーが追加され、クラウドストレージとも簡単に連携できるようになる。ローカルアカウントでも使えるが、OS の一部や付属アプリは機能を有効にするのにMicrosoft アカウントが必須だったりする。

 そのため、まずはMicrosoftアカウントを作成しておこう。Microsoftアカウントは、PCのOSがWindows 10でなくても、MicrosoftのWebサイトから作成できる。今までWebメールサービスの「outlook.jp」やOneDriveを利用していた場合は、そのアカウントがMicrosoftアカウントだ。それらはそのままWindows 10のサインインアカウントとして使える。

ここではMicrosoft のWeb サイトから作成する方法を紹介する。https:// www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/ の「Microsoftアカウントに登録しよう」をクリック
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outlook.jpを使いたい場合は「新しいメールアドレスを作成」をクリックし、名前や利用したいメールアドレス、パスワードなどを入力する
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Microsoftアカウントの作成が終了すると、管理画面が表示される
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*掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。 ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。 Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。