Windows 10の検索機能は、ユーザーがインストールしたアプリも認識できる。
このためダウンロードしたファイルを実行するだけといったタイプのアプリなども簡単に登録できる。
タスクバーの検索欄での、アプリケーション(プログラム)の検索は、各ユーザーフォルダーにあるスタートメニューフォルダーなど、以前からスタートメニュー用に使われてきたフォルダーに登録されているショートカットが情報源になっている。ここにショートカットを置くと、そのショートカット名と拡張子を除く実行ファイル名が検索対象になる。ただし、ストアアプリやユニバーサルWindowsプラットフォームアプリのショートカットは作成することができない。原則、インデックスに自動登録されるので問題はない。
具体的には、ファイルショートカット(.lnkファイル)を%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu に置くことで、タスクバーの検索欄で実行ファイル検索が可能になる。「%USERPROFILE%」には本来ユーザー名が入るのだが、エクスプローラーのアドレス欄からは、「shell:start menu」でここへアクセスできる。「Windows\Start Menu」の部分は、エクスプローラーの表示と、パス表記が異なるので注意が必要だ。ファイルショートカットを置くと、スタートメニューの「すべてのアプリ」にも表示されるようになる。