エクスプローラーのウィンドウは左側の「ナビゲーションウィンドウ」と、右側の「ファイル一覧」のエリアに分かれている。さらにリボンの表示タブから「プレビューウィンドウ」をクリックすると、ファイル一覧のエリアの右に、サムネイルでファイルのプレビューを表示する「プレビューウィンドウ」を表示する。

 アイコンをマウスで選択するだけでそのファイルの中身が縮小表示されるため、ファイルのプロパティを調べたり、大きな画像を一つずつ開かなくても確認できるのが便利だ。タブの「詳細表示」を選択すると、プレビューペインの代わりにEXIF撮影データ(カメラやレンズの情報)や動画の再生時間といった情報を表示する「詳細ウィンドウ」が表示される。

 サムネイルが表示できるのは、標準ではJPEG形式やBMP形式の画像のほか、テキストファイルなどだ。閲覧や編集用のアプリがインストールされている環境であれば、「Adobe Acrobat」や「Microsoft Office」で作成された書類も表示できる。

「大アイコン」表示でも画像の中身は大体把握できるが、プレビューウィンドウも便利だ。エクスプローラーのリボンで「表示」タブをクリックし、「プレビューウィンドウ」または「詳細ウィンドウ」を選択する
「大アイコン」表示でも画像の中身は大体把握できるが、プレビューウィンドウも便利だ。エクスプローラーのリボンで「表示」タブをクリックし、「プレビューウィンドウ」または「詳細ウィンドウ」を選択する
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有効にするとファイル一覧のエリアが少し狭くなり、空いた空間に「プレビューウィンドウ」が登場する。「詳細ウインドウ」ではファイルの詳しい情報が表示される
有効にするとファイル一覧のエリアが少し狭くなり、空いた空間に「プレビューウィンドウ」が登場する。「詳細ウインドウ」ではファイルの詳しい情報が表示される
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テキストファイルの場合は、中身がプレビューペインにそのまま表示される
テキストファイルの場合は、中身がプレビューペインにそのまま表示される
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※掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。