ファイルの圧縮アプリを使えば、容量を小さくまとめることができる。フリーソフトは、基本的に圧縮して配布されている。また仕事相手とやりとりするファイルの容量や数が多い場合、まとめて一つのファイルに圧縮して送られてくることも多い。

 このように圧縮ファイルをやりとりする機会は多いので、Windowsには圧縮ファイルの展開機能が組み込まれている。これはWindows 10も同じだ。対応しているのは広く普及しているzip形式と、日本で使われているlzh形式の2つだ。

 操作も簡単だ。圧縮ファイルをダブルクリックするだけで、中のファイルを閲覧できる。デスクトップなどにドラッグ・アンド・ドロップすれば、展開アプリを別途インストールしなくても圧縮ファイルの中身を取り出せる。

圧縮ファイルをダブルクリックすると、エクスプローラーで圧縮されているファイルを表示できる。ファイルをダブルクリックするとそのファイルを開ける
圧縮ファイルをダブルクリックすると、エクスプローラーで圧縮されているファイルを表示できる。ファイルをダブルクリックするとそのファイルを開ける
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エクスプローラー内のファイルをドラッグ・アンド・ドロップしたり、コピー・アンド・ペーストすると、ファイルを展開できる
エクスプローラー内のファイルをドラッグ・アンド・ドロップしたり、コピー・アンド・ペーストすると、ファイルを展開できる
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※掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。