ファイルをごみ箱に捨てる際に、ドラッグ・アンド・ドロップより簡単なのは[Delete]を使うこと。捨てたいファイルを選択してキーを押すと、ごみ箱に移動する。これは以前のWindowsからサポートされている。

 ただ、Windows のごみ箱はファイルの一時置き場に過ぎない。定期的にチェックし、右クリックメニューから「ごみ箱を空にする」をクリックしてファイルを消去しないと、ストレージ内の一定の容量を取り続ける。

 こうした空にする操作が面倒なユーザーは、[Shift]キーを押しながらごみ箱にドラッグ・アンド・ドロップしたり、[Delete]を押したりするとよい。ファイルはごみ箱に入らずに、即座に消去される。ごみ箱のプロパティから、ごみ箱に入れた段階で同時にファイルを消去するように設定することもできる。ただし、いきなり消去してしまうと、簡単にはファイルを復元できなくなる。

[Shift]キーを押しながらファイルをごみ箱にドラッグ・アンド・ドロップしたり、[Shift]+[Delete]を押すとファイルがいきなり消去される。消去前にはこうした注意が表示される
[Shift]キーを押しながらファイルをごみ箱にドラッグ・アンド・ドロップしたり、[Shift]+[Delete]を押すとファイルがいきなり消去される。消去前にはこうした注意が表示される
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ごみ箱のプロパティから、設定機能を呼び出せる。ごみ箱の容量を調整できるほか、ファイルの即時削除を有効にするか否か、削除時のメッセージを表示するかなどを設定できる
ごみ箱のプロパティから、設定機能を呼び出せる。ごみ箱の容量を調整できるほか、ファイルの即時削除を有効にするか否か、削除時のメッセージを表示するかなどを設定できる
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※掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。