Windows 10のスタートメニューは、上下方向や左右方向にサイズを変更できる。これはWindows 7までのスタートメニューにはなかった機能だ。スタートメニューを表示し、上端や右端にマウスポインターを合わせると上下(左右)の矢印が表示されたアイコンに変わるので、ドラッグしてサイズを変更する。上下のサイズはほぼ無段階、左右のサイズは中サイズのタイル3個分または4個分ずつ変更できる。

カスタマイズ前のスタートメニュー。上端と右端にマウスポインターを合わせ、矢印マークになった場所からドラッグしてサイズを変更する
カスタマイズ前のスタートメニュー。上端と右端にマウスポインターを合わせ、矢印マークになった場所からドラッグしてサイズを変更する
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スタートメニューを縦に長く表示すると、右のスタート画面部分が広がる
スタートメニューを縦に長く表示すると、右のスタート画面部分が広がる
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横に広げるときは無段階ではなく、中サイズのタイル3個分または4個分ずつの拡張となる。24型前後の液晶ディスプレイで広いデスクトップを使っているなら、このくらいが使いやすい
横に広げるときは無段階ではなく、中サイズのタイル3個分または4個分ずつの拡張となる。24型前後の液晶ディスプレイで広いデスクトップを使っているなら、このくらいが使いやすい
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 解像度や画面サイズが小さいノートパソコンだと、標準設定のスタートメニューはそれなりに面積を取る。また大きめな液晶ディスプレイだと、小さいサイズでちまちまと利用するよりは、画面サイズに見合った大きさに変更する方が使いやすい。


※掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。