アマゾンから「Amazonプライム」会員は無料で見放題となる「プライムビデオ」の提供開始と同時に、4Kコンテンツ対応のセットトップボックス「Fire TV」が発表された。見放題と4K対応、他のセットトップボックスにはない2つを武器に、リビングの覇者になり得るか?
アマゾンの“本気”を感じるハードウエアスペック
アマゾンが販売しているセットトップボックス「Fire TV」は、米国では2014年4月から販売されていた。その後、今年の9月に4Kディスプレイへの対応を目玉とし、ハードウエアスペックをパワーアップした第2世代モデルを投入。日本での販売は10月からスタートしているが、この第2世代モデルが初となる。
本体を上から見ると、115mm×115mmの黒い正方形。高さは17.8mmと薄く、側面はピアノのようなツヤで高級感がある。CPUは、第1世代よりも75%高速化された、MediaTek製2GHz、4コア(64ビット)、メモリーは2GB搭載。GPUにはPower VR GX6250を採用し、H.265/HEVCコーデックをサポートする。4Kコンテンツやリッチ画面のアクションゲームなどを快適に表示するには十分なスペックだ。
今回の特集で取り上げているセットトップボックス(Apple TV、Fire TV、Nexus Player)の中では、唯一4Kコンテンツに対応している。
内蔵ストレージは8GBだが、本体の背面にmicro SDカードスロットを備え、最大128GB追加できる。足りなくなったときに、必要な容量を追加できる点も自由度が高い。