改正個人情報保護法の施行前に個人データ活用ビジネスの本格化を狙う企業が続々と動き出した。匿名加工技術を競うコンテストが初開催され、本人同意でデータを流通させる国内外企業も本腰を入れる。狙いを聞いた。
連載
個人データ活用ビジネス、勝負の始まり
目次
-
第3回 米データブローカーが結ぶデータビジネス
世界最大のデータブローカーである米アクシオムは2015年に入ってインターネット広告配信企業とデータ連携すると相次いで発表した。2013年に日本に再参入したアクシオムジャパンが、データ市場をどう開拓しようとしているのか聞いた。
-
第2回 大日本印刷が挑むCRMの進化形
前回は匿名加工の技術によって、本人同意が得られなくてもデータが活用できるビジネスを狙う企業を紹介した。これとは対照的に、あくまで本人同意の基に個人データを流通させる仕組みの構築に乗り出した企業がある。大日本印刷である。
-
第1回 NTT、ニフティなどが狙う匿名加工データビジネス
2015年10月、匿名加工情報の技術を競う「匿名加工・再識別コンテスト」(PWS CUP)が初めて開催された。コンテストの狙いは、安全な匿名加工の技術の開発と評価方法の確立だ。クラウド上の「匿名化処理プラットフォーム」を提供したニフティも匿名加工のノウハウの普及を狙う。
日経クロステック Special
What's New
経営
- 「クラウド時代のあるべき運用」を熱く議論
- 大企業にもキントーンの導入が進む理由
- 製造業DX「データドリブン経営成功のシナリオとは」
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- DXを成功に導くITインフラとは?
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- オリックス銀行×富士通時田社長 特別鼎談
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- イノベーションの起爆剤
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は
- SAPプロジェクトの全体像をいかに描くか
- データドリブン基盤でCFP算出作業を短縮