Windowsは、ファイルやフォルダーを安全に読み書きできるよう、さまざまなチェックを行う。そのため、エラーメッセージも多岐にわたる。
○○○によってファイルは開かれているため、操作を完了できません
ファイルの整合性を保つため、開いたファイルをほかの人やプログラムが書き込めないよう、「ロック」するアプリがある。ロックされたファイルに移動などの操作を行うと図1のメッセージが表示される。ロックしているアプリを終了してから「再試行」をクリックしよう。
宛先には同じ名前のファイルが○○個存在します
複数のファイルを一度にコピーまたは移動させたときに、同名のファイルが格納先にある場合は、処理方法を尋ねられる(図2)。競合ファイルの上書きやスキップ、個々のファイルに対してどちらを残すかなどの指定が可能だ。
コピーや移動先に同じ名前のフォルダーが既にある場合、Windows 8.1の標準設定では、有無を言わさず全てのファイルが指定したフォルダーに格納される。Windows 7までと同様に処理方法を尋ねるダイアログを表示させたいのなら、「フォルダーオプション」で設定を変更しよう(図3)。