Web閲覧やメールの送受信に代表されるインターネットの利用においては、トラブルも多岐にわたる。ここでは代表的なエラーと、その対処法を紹介しよう。

ネットワークに接続されていません

 インターネットを利用する際、遭遇しそうなトラブルが、「ネットワークに接続されていません」というメッセージだ(図1)。

図1 「Windowsネットワーク診断」を使えばネットワーク通信の状態をチェックし、問題が解決したかを確認できる
図1 「Windowsネットワーク診断」を使えばネットワーク通信の状態をチェックし、問題が解決したかを確認できる
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 原因にはさまざまなものがある。環境を新しくしたのなら、設定が適切に行われていないことが考えられる。それまで正常に通信できていたのであれば、パソコン内の通信回路の故障、LANケーブルの断線やコネクターの破損、ハブやルーターなど中継機器の故障などの可能性がある。また、回線事業者やプロバイダー側でのメンテナンスやトラブルも考えられる。モバイルルーターや、スマートフォンのテザリング経由であれば、電波が圏外になっていないかのチェックも必要だ。

 考えられる原因に対処したら図1下のように診断を行い、正常に通信できるかどうかをチェックしよう。

メールアドレスまたはパスワードが正しくありません

 メールアドレスやユーザーID、パスワードなどの入力は、各種Webサービスへのログインのキーとなる情報だ。事前に登録した情報と合致しないとエラーとなる(図2)。大文字や小文字、間違えやすい文字などに気を付けて慎重に再入力しよう。

図2 メッセージはソフトやサービスによってさまざま。たいていは赤文字など目立つデザインで注意を促される
図2 メッセージはソフトやサービスによってさまざま。たいていは赤文字など目立つデザインで注意を促される