大手家電量販店などには数多くのWi-Fiルーター製品が並んでいる。ここでは、主要メーカーの最新機種を例にして、製品の具体的な特徴などを見ていこう。「WZR-1750DHP2」(バッファロー)をメインに、「Aterm WG1800HP2」(NECプラットフォームズ)、「WRC-1167GHBK2-I」(エレコム)の計3機種を取り上げ、メーカーごとの特徴的な画面なども紹介していく。

 バッファローのWZR-1750DHP2は、11acの理論値が1300Mbps、11nでも450Mbpsという高速通信が可能な最新モデルだ(図1)。独自の「ビームフォーミング」機能で子機に電波が届きやすい仕組みが搭載されるなど、同社のフラッグシップモデルといえる。無線LANアンテナは5GHz帯が3本、2.4GHz帯が3本。11gから11acの規格まで安定した通信ができる。

図1 バッファローが発売する一般家庭向けWi-Fiルーターのフラッグシップモデル。5GHz帯のアンテナが3本なので理論値で1300Mbpsと高速。3階建ての家でも快適に動画再生できるという
図1 バッファローが発売する一般家庭向けWi-Fiルーターのフラッグシップモデル。5GHz帯のアンテナが3本なので理論値で1300Mbpsと高速。3階建ての家でも快適に動画再生できるという
[画像のクリックで拡大表示]

 有線側は1Gbpsの接続に対応しているので、高速の光回線を利用しているユーザーでも十分満足して使うことができる。この点は他の2機種も同じだ。