「顧客満足度調査 2015-2016」のソフト関連部門では2社が初の首位を獲得した。安定した強さを見せる企業も多かった。

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グループウエア

前回2位のネオジャパン、サイボウズと並び首位

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 前回1位だったサイボウズと2位だったネオジャパンが、同スコアで1位となった。グーグルは前回と同じく3位だったが、差はわずか1.6ポイント。上位3強争いの構図が続いた。

 サイボウズは全ての項目で平均を5ポイント以上上回った。ネオジャパンは「導入価格」が平均より13ポイント以上高かった。

 グーグルは「性能」「機能」「保守サポート料」の3項目でそれぞれ部門最高スコアを獲得した。

ERPパッケージ

OBCが連覇達成 「導入の容易さ」に支持

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 オービックビジネスコンサルタント(OBC)が前回に続いて首位を獲得した。「導入や初期設定の容易さ」「システム構築の容易さ」がそれぞれ、部門平均より10ポイント以上高いスコアを得るなど、まんべんなく高評価を獲得した。

 スーパーストリームは前回と同じく2位に入った。「運用管理の容易さ」が部門最高スコアをつけた。前回4位だったオービックが3位に、同5位のNECが4位に、それぞれ一つずつ順位を上げた。