「顧客満足度調査 2015-2016」のハード関連部門は1ポイント未満の混戦が相次いだ。今回から「スマートフォン」「タブレット」の両部門を新設した。

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スマートフォン

ソニーモバイルが首位、トラブル対応に高評価

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 新設した「スマートフォン」部門ではソニーモバイルコミュニケーションズが首位。「問い合わせへの対応」が全社平均を5ポイント以上上回ったほか、「ハードの価格」など3項目でも高評価だった。

 2位はApple Japan。「ハードの信頼性」が全社平均を2.5ポイント以上上回った。サムスン電子は回答数が少なかったため参考値扱いだった。

タブレット

AppleとMSが同点首位、評価ポイントには差

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 同じく新設の「タブレット」部門はApple Japanと日本マイクロソフト(MS)が同スコアで首位だった。両社の評価されたポイントは異なり、Appleは「ハードの信頼性」、日本MSは「問い合わせへの対応」「トラブルシューティング」が、それぞれ全社平均より5ポイント以上高かった。

 3位は富士通。「導入時の支援」に高い評価を得た。

デスクトップPC

0.5ポイントに3社の接戦、富士通が抜け出す

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 3社が0.5ポイントを争う接戦を富士通が制して、2連覇を遂げた。「ハードの信頼性」「導入時の支援」など4項目で、平均を2.5ポイント以上上回った。2位のデルは前回の4位から二つ順位を上げた。「ハードの価格」で高いスコアを得た。

 3位は前回と同じく日本ヒューレット・パッカード。前回2位のNECは4位だった。

ノートPC

NECが初の首位、「運用管理」に強み

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 NECが初の首位となった。「導入時の支援」「問い合わせへの対応」「トラブルシューティング」の3項目が、全社平均より5ポイント以上高かった。「運用管理の容易さ」では部門最高スコアを獲得した。

 2位には前回4位だったパナソニックが入った。「ハードの性能・機能」「ハードの信頼性」など4項目で高いスコアを得た。東芝は一つ順位を下げて3位、前回首位だった富士通と5位だったデルは、それぞれ同スコアの4位だった。