「Outlook 2016」で目立つのは、モバイル端末での利便性の向上だ。旧バージョンの「Outlook 2013」ではタッチ対応デバイスへの対応が一つの目玉だったが、Outlook 2016でもその流れを継承しつつ、小型のタブレットでも利用しやすいようにインタフェースや機能をさらに改善している。

Outlook 2016のインタフェース変更点

 Outlookの基本的なユーザーインタフェースは、従来とそれほど変わらない。ただし、一部で細かな変更が見られる。

 例えばOutlook 2013では画面下部に文字で表示されていた「メール」や「予定表」、「連絡先」などの切り替えボタンが、Outlook 2016ではアイコン表示に変更された。また、タスクの画面も表示に内容が変わっている。操作方法は同じだが、表示内容が減ったぶんインタフェースがシンプルになった印象だ。

メール管理画面の比較。左が「Outlook 2016」、右が「Outlook 2013」(以下同)。ウインドウ下部の画面切り替えボタンが文字表示からアイコン表示に変更された
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メール管理画面の比較。左が「Outlook 2016」、右が「Outlook 2013」(以下同)。ウインドウ下部の画面切り替えボタンが文字表示からアイコン表示に変更された
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メール管理画面の比較。左が「Outlook 2016」、右が「Outlook 2013」(以下同)。ウインドウ下部の画面切り替えボタンが文字表示からアイコン表示に変更された
アカウント情報をはじめとするBackstageビューには変化はない
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アカウント情報をはじめとするBackstageビューには変化はない
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アカウント情報をはじめとするBackstageビューには変化はない
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Office 2016のタスクリスト(上)では、Office 2013(下)に比べて表示内容がシンプルになっている
Office 2016のタスクリスト(上)では、Office 2013(下)に比べて表示内容がシンプルになっている
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