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業務利用広がるHMD/スマートグラス、活用事例最前線

[3]外科手術に新たな教育方法を、遠隔地とつなぐスマートグラス

岡田 薫=日経コンピュータ 2015/09/28 日経コンピュータ

 「これまでにない革命的な教育方法になる」。

 大阪の愛仁会高槻病院は、外科手術の現場で、スマートグラスと呼ばれるメガネ型ウエアラブル端末を活用した教育方法に取り組んでいる。スマートグラスに取り付けたカメラで、手術中の映像を撮影し、遠隔地の病院にライブ配信する。

写真1●平中副院長が、スマートグラスを着けている様子
[画像のクリックで拡大表示]

 この仕組みを「画期的な方法だ」とアピールするのは同院 整形外科診療部長 関節センターセンター長 生体工学研究室室長の平中崇文副院長。既に、スマートグラスを使った実証実験を2015年5月に実施済み。11月には第2回目の実験を計画している(写真1)。

写真2●手術時の様子
[画像のクリックで拡大表示]

 高槻病院は内科や整形外科などを中心に30以上の診療科目を持っている。一般病床として477床を保有。平中副院長は、人工のひざ関節の手術のスペシャリストだ。

 平中医師が特に得意としているのは、ひざの関節の一部を人工関節に取り換える手術(写真2)。ひざ全体を人工関節に取り換えてしまう方法に比べて、難易度は高いものの患者の負担が少ない。「術後の回復にかかる期間は半分くらい」(平中副院長)。

眼鏡端末で激変、外科手術の現場

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