NECレノボ・ジャパングループは、ブース全体で「最新のデジタルライフとデジタルワーク」を提案する。コンセプトは「最新のIT活用で変わる生活と働き方を体感してみよう」。LAVIEシリーズやThinPadシリーズに代表されるPC、サーバーをはじめ、同社の最新デジタル機器を出展。来場者がそれらに実際に触れながら、IT活用で変わる暮らしや働き方を体感できるようにする。
展示の見どころは、ブース内に自宅のリビングやオフィス・会議室、教室、病院の診察室など、様々な利用シーンを再現していること。コンシューマ向けの出展を担当するNECパーソナルコンピュータ 商品企画本部 コンシューマグループ マネージャーの森部浩至氏は、「液晶テレビやテーブル、ソファーなどでリビングルームをセットし、来場者がこれまで見たことも触ったこともないようなデバイスを用意する。デジタルライフの進化を体感してもらうのが目的」と語る。
NECパーソナルコンピュータは、ハードウエアだけでなくソフトウエアも手掛けている。ブースでは、LAVIEシリーズとコンシューマー向けニュースアプリ「マイタイムライン」を組み合わせ、日々の暮らしの中での便利な使い方を提案するなど、ハードとアプリと利用シーンの3つをセットにした展示で、来場者の目を引きつける狙いがある。
また、「タッチアンドトライ」コーナーも用意。同社の最新のWindows 10搭載マシンを一挙公開して、来場者が実際に操作性などを確かめられるようにする。
IT活用の改善点に焦点を当てた展示
法人向けの展示では、ThinkPadシリーズをはじめ、System xシリーズやストレージなどを紹介する。法人向けの出展を担当するレノボ・ジャパン ビジネス開発 部長の瀧谷貴行氏は、「企業のオフィスや会議室で、どのような新しい使い方ができるのかをブースを通じて提案していく」と語る。
レノボ・ジャパンとそのパートナー企業による、オフィスでのICT活用を促進するソリューションを紹介する。企業の中には、社員にノートパソコンを支給していても、実際にはセキュリティの問題で外に持ち出せないとか、会議ではまだ紙の資料を配布しているなど、改善点を抱えているところが多い。瀧谷氏は企業の担当者に対して、「普段のオフィスで課題に感じられていることへのソリューションを、当社のブースで発見して欲しい」という。
また、普段は目にすることのないオプション製品群に実際に触れて、機能などを体験できる。「ThinkPadシリーズでは、『ドック』や『スタック』などのオプション製品群が充実していることを、広く知ってもらいたい」(瀧谷氏)。