「ITありきではなく、経営や現場の“執念”を現実化させる手段としてITを活用しなければならない」――2015年3月期に過去最高益を達成するなど、「SKYACTIV」技術と「鼓動」デザインで快走するマツダの大澤佳史 ITソリューション本部 本部長。
「IT人材の規模拡大を経営の重要テーマに位置づけ、採用戦略を考え抜いた」――「2020年に人材サービスで世界一、2030年に販促支援サービスで世界一」を掲げるリクルートグループで、IT戦略を一手に担うリクルートテクノロジーズの中尾隆一郎 代表取締役社長。
二人は今年8月19日、ユーザー企業のCIO(最高情報責任者)、CTO(最高技術責任者)とIT企業の経営幹部から成る「ITpro EXPO 2015 ステアリング・コミッティ」の全体会合に参加。他のメンバー11人と熱い議論を交わし、日本企業・社会の成長に向けた提言をまとめた。
二人が異口同音に強調したのは、技術革新が経営に与えるインパクトの大きさだ。「これまでやりたいと思ってもできなかったことが可能になった」「大企業だけでなく中小企業や個人が様々な市場に参入し、協業や競争の相手となる」。
技術がもたらす破壊的インパクトの本質を理解しない限り、企業はグローバル規模での新たな競争に勝ち残れない。ではIT戦略やIT活用を担うリーダーは何を考え、どう行動しなければならないのか。
こうした問題意識を持つ読者にとって、10月1日午前のパネル討論は、またとない気付きの場となるはずだ。ぜひ足を運んでいただきたい。
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