Exit Sub

 実行中のマクロ(プロシージャ)を強制終了するには、「Exit Sub」と記述します。これは、Exitステートメントにキーワード「Sub」を付けたものです。Exitステートメントは、あるブロックから外に出ろという命令です。Subプロシージャを抜けるほか、For Nextの繰り返しを終了する「Exit For」や、Do Loopの繰り返しを終了する「Exit Do」という書き方もできます。

 なお、繰り返し処理を抜け出す条件を記述し忘れたり、条件が常に成り立たない状態に陥ったりして、処理が永遠に終了しなくなる場合があります。このような“無限ループ”に陥った場合は、Ctrlキーを押しながらBreakキーを押すというキー操作で、マクロを一時停止することができます。表示されたダイアログで「終了」をクリックすれば、マクロを終了できます。

[画像のクリックで拡大表示]