ブックに名前を付けて保存するには、WorkbookオブジェクトのSaveAsメソッドを実行します。保存しようとしたフォルダーに、すでに同じ名前のブックが存在する場合、上書きするかどうかの確認ダイアログが表示されます。この確認で「いいえ」または「中止」をクリックすると、SaveAsメソッドはエラーになります。
引数Filenameには、保存するファイルのフルパスを指定します。そのほか、表のようなオプションを引数に指定できます。標準のファイル形式(xlsx)以外で保存する場合、ファイル名の拡張子を適切に記述するだけでなく、引数FileFormatでファイル形式を指定する必要があります。例えばCSV形式なら「xlCSV」、Excel 97-2003形式なら「xlExcel8」などと指定します。
なお、ファイル名を変えずに上書き保存する場合はSaveメソッドを使います。