ApplicationオブジェクトのConvertFormulaプロパティを使うと、セルに入力された数式の「相対参照」と「絶対参照」を変換することができます。引数には「変換する数式,変換前の参照形式(A1形式かR1C1形式か),変換後の参照形式(A1形式かR1C1形式か),変換後の参照形式(絶対参照か相対参照か),相対参照の場合の起点」を指定します。
参照形式のA1形式とは、Excelが利用している標準的な形式で、定数はxlA1と指定します。R1C1形式は、列も数字で指定する参照形式で、Excelより古い表計算ソフトMultiplanで使われていました。定数はxlR1C1です。
変換後に絶対参照にするか相対参照にするかは、表の定数で指定します。