Windows 8.1は、マルチディスプレイへの対応も強化されており、使わないのは損だ。

マルチディスプレイの設定は、コントロールパネルの「タスクバーとナビゲーション」にある「複数のディスプレイ」で行う。ここで設定するのは、「タスクバーボタンの表示先」で、アプリのアイコンをタスクバーにどう表示させるかだ。

マルチディスプレイの設定はコントロールパネルの「タスクバーとナビゲーション」の「タスクバー」タブを使う。
マルチディスプレイの設定はコントロールパネルの「タスクバーとナビゲーション」の「タスクバー」タブを使う。
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縦にディスプレイを並べる場合には、「タスクバーとナビゲーション」「タスクバー」タブ「タスクバーをすべてのディスプレイに表示する」をオフにしておくと連続した感じになる。
縦にディスプレイを並べる場合には、「タスクバーとナビゲーション」「タスクバー」タブ「タスクバーをすべてのディスプレイに表示する」をオフにしておくと連続した感じになる。
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 マルチディスプレイでは、開いているウインドウの数が増えやすいため、「すべてのタスクバー」を選ぶと、解像度のあまり高くないディスプレイのタスクバーがアイコンでいっぱいになってしまいやすい。ただし、この設定にはタスクバーにピン留めしたアイコンも全てのディスプレイに表示されるというメリットがある。3つ以上のディスプレイを使っているなら「メインタスクバーと、開かれているウィンドウのタスクバー」に意味がある。

 マルチディスプレイの場合、画面の解像度設定も重要になる。Windows 8.1では、ディスプレイ上の1インチ当たりに表示できるドットの数(dpi)を実物に近い値に設定できるが、XP以前に開発されたアプリは拡大表示されてしまい、ぼけた表示になってしまうこと。

 これが嫌ならコントロールパネルの「ディスプレイ」で「小-100%」を選び「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」をオン(デフォルト値)にする。

画面の表示がこのようにピントぼけのような感じになるのは、自動的にウインドウが拡大されているため。
画面の表示がこのようにピントぼけのような感じになるのは、自動的にウインドウが拡大されているため。
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