女性の就業継続に欠かせない「男性の育児」。少子高齢化が進む日本において、それは国を挙げて改善すべき課題となっている。

 翻ってIT業界。ITサービスの需要は増すばかり。やりがいが大きい半面、長時間労働も常態化し、苛烈な労働環境の代名詞とも言われる。

 そんな中、多忙の渦から抜け出して、育児に積極参加する男性SEが出てきた。

 彼らはいつ何を考え、どう決断し、何を変えたのか――。イクメンSEの「リアル」を追った。