Word文書の作成・編集を担当するアプリが「Word for iPad」だ。パソコン版に比べると省略されている機能もあるが、文書の作成・編集に必要な機能は十分そろっている。

 機能は画面の上に表示されるタブから選択する。例えば、「ホーム」タブには、フォントや文字サイズ、太字や文字色などの書式設定のボタンが用意されているし、「挿入」タブを使えば、表や画像、図形を挿入することも可能だ。「レイアウト」タブでは、用紙サイズ・余白を設定したり、縦組み文書や段組み文書を作成したりもできる(図1~図5)。

●Word for iPadのタブとボタン
●Word for iPadのタブとボタン
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 文字入力は画面上のキーボードを使うことになる(図6)。より効率的に入力したいなら、サードパーティ製のIMEを検討してもよいだろう。さらに、本格的な文字入力が必要なら、外部接続のBluetoothキーボードがお薦めだ。

●文字の入力は画面上のキーボードで
●文字の入力は画面上のキーボードで
図6 文字入力には、画面上のキーボードを使う。入力方法はほかのiOSアプリと共通
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