実際の業務では、iPadで新規ファイルを作成するよりも、パソコンで作成したファイルに手を加える機会の方が多いだろう。必要な文書ファイルをOneDriveに保存しておけば、いつでもiPadから開いて編集できる。外出中でも、インターネットに接続できれば、手軽にアクセスして作業できるのがメリットだ(図1)。

●iPadからいつでもどこでも素早く編集
●iPadからいつでもどこでも素早く編集
図1 OneDriveにあらかじめ文書ファイルを保存しておけば、外出先からインターネット経由でファイルを開いて編集できる。急な書類の手直しにも素早く対応できるので便利だ
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 画面はiPad用に最適化されており、スペースを横方向に広く使える横向き画面での編集作業がお勧めだ。例えばExcelを起動してみよう。画面左にメニューがあり、ここから「開く」をタップすると保存場所の項目が表示されるようになっている。あとは「OneDrive」をタップして、中のフォルダーを開いて文書ファイルを選択すればよい(図2)。

●OneDriveに保存した文書ファイルを開く
●OneDriveに保存した文書ファイルを開く
図2 起動したら画面左側から「開く」をタップ。保存先である「OneDrive」を選んで、ドキュメントのあるフォルダーをタップし、編集したいファイルをタップすればよい
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 横向き画面にすることで、保存フォルダーや保存ファイルの一覧などが、1つの画面で見渡せる。スライド操作などの手間がかからないので、目的のファイルをスムーズに開くことが可能だ。