パソコンは日々の仕事で欠かせない大事な“道具”。だが、毎日パソコンを使っていて、イライラしたり不満を感じることもある。
その原因は、主に2つある(図1)。1つは、設定のまずさだ。目的の機能がどこにあるかわからず、無駄な操作をしてしまう。特に、Windows 8/8.1では7以前のOSから操作体系が大きく変わったため、操作で戸惑うことが多い。
もう1つは、何年も使い続けているパソコンは動作が重くなってしまっていることだ。起動に時間がかかったり、動作で待たされる原因は、「レジストリ」と呼ばれるWindowsのデータベースファイルが肥大化してしまうことにある。
日々不満を抱えながら何時間もパソコンを使うのは、作業効率が悪い。本特集では、「使いづらい」「重い、遅い」を一気に解決する。まず、Windows 8/8.1は、目的の機能にすぐたどり着けるよう設定をカスタマイズする(図2)。使い続けた7パソコンは、新しくアカウントを作成し、データを移行する。新アカウントではレジストリがきれいな状態だ。購入時のようなキビキビした動作がよみがえる(図3)。