「21世紀で最もセクシーな職業」ともいわれるデータサイエンティスト。とはいえ、実際の分析工程では苦労も多い。現役データサイエンティストが、「成功する分析プロジェクトの進め方」を明かす
連載
データサイエンティストの本音
分析プロジェクトの勘所、教えます
目次
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データ分析は面白い 定石にはない新発見
freee データマイニングエンジニア/坂本 登史文氏
会計ソフトのクラウドサービスを提供するfreee(フリー)で、グロースチームのリーダーを務めています。freeeのアカウント数は3月末時点で30万事業所に達し、ここ1年で約4.5倍と急激に成長しています。この急成長を今後も持続させていく使命を担うのが、我々グロースチームのメンバーです。
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しきい値の設定が肝 偏差値で判断を容易に
ワークマン 分析チームマネジャー/長谷川 誠氏
全国に約740店の作業服販売店チェーンを展開する当社は、店舗を指導するスーパーバイズ部に「分析チーム」を置いています。
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分析使われない無念 仕組み作りで晴らす
TMJ 事業推進本部競争力開発室/ 辻 良紀氏
当社はコールセンターやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)などのサービスを手掛けています。顧客企業の競争力を高めることを目指して、「競争力開発室」を4年前に設立。私はここでデータ分析を担当しています。
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「そうそう」「なるほど」 「へぇ~」で現場を動かす
すかいらーく インサイト戦略グループディレクター/神谷 勇樹氏
データ分析に対する関心が高まるなか、分析の専門組織を作る企業が増えています。そんなとき、外部から人材を採用するのが有効なやり方といえるでしょうか。