瀧口範子のシリコンバレー通信
目次
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シリコンバレーで増加中、「料理をするロボット」
米国では毎年4月第2週が「全米ロボット週間」と指定されており、各地でロボット関連のイベントや競技会が開かれる。シリコンバレーでは「Robot Block Party」という地元のロボット会社やロボット開発者が製品を出展し、交流するイベントが2016年4月6日に開かれた。
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OSベンダーだけじゃない、一般企業や政府も始めた「バグ発見報奨金制度」
2016年2月から3月にかけて話題になった「iPhone」のアンロックを巡るFBIと米Appleの対立の中で、脆弱性発見者へ報奨金を支払う「Bug Bounty Program(バグ発見報奨金制度)」が改めて注目を集めた。
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サンフランシスコの新名所、家庭用IoT製品が集まる「Target Open House」
サンフランシスコのダウンタウンに、テクノロジー好き向けの新名所がある。大手ディスカウントストアである米Targetが運営する家庭用IoT(Internet of Things)のショールーム「Target Open House」だ。
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キューバ行くなら、ホテルよりも「Airbnb」が有望?
米国とキューバの国交回復を受けてオバマ大統領がハバナを訪問した。キューバはこれから旅行先ランキングで人気が急上昇するはずだ。宿泊先としては「Airbnb」がホテルよりも有望になるかもしれない。
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「Facebookに困っている」レストラン、その原因は人工知能にあった
先だって一時帰国して、京都のあるおいしい日本料理店で食事をしていたときのこと。若い板前さんがカウンター越しに「Facebookに困っている」という話をしていた。
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スタートアップを育む共有ワークスペース「Hacker Dojo」
先日、シリコンバレーにあるコミュニティー型の「共有ワークスペース」を数カ所見に行く機会があった。その一つがマウンティンビューにある「Hacker Dojo(ハッカー・ドージョー)」。そこには興味深いスタートアップのエコシステム(生態系)が形成されていた。
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シリコンバレーのスーパーはもはや「配送センター」だ
最近、シリコンバレーに店舗を構えるディスカウントストアや食品スーパーに行くと、「ここ(店舗)はもう配送センターなのだな」と感じることが増えている。
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Apple対FBIの「ロック解除論争」、真っ二つに割れる米国世論
米連邦捜査局(FBI)が米Appleに対して銃乱射事件の犯人が使っていた「iPhone」のロック解除を求めている問題に関して、米国の世論が真っ二つに割れている。
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AI化したバービー人形がドローンに乗ってIoTのドリームハウスに住む、米Mattelの戦略がすごい
最近、デジタル関連で米Mattel(マテル)の名前を目にすることが多い。「バービー人形」をはじめとするアメリカの老舗玩具メーカーだ。そのMattelが何かとデジタル戦略に出ているのだ。そうした同社の新しいデジタル玩具の例をいくつか挙げてみよう。
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米国政府機関で相次ぐハッカー攻撃、「ソーシャルエンジニアリング」に注意
最近、米国の連邦政府機関がハッカー攻撃を受けて、個人データや機密に近い情報が漏れることが増えている。2015年夏に連邦人事管理局が攻撃されたのに続いて、2016年2月には国土安全保障省とFBIから情報が漏洩した。
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IoTのセキュリティ脆弱性が、政府による監視活動の役に立つ?
Internet of Things(IoT)のセキュリティ脆弱性はずいぶん前から指摘されているが、これが政府によるサーベイランス(監視活動)の役に立つというレポートが、ハーバード大学から発表された。
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シリコンバレーのベンチャーキャピタルでは「デザイナー」が重役を務める
サンフランシスコで2016年1月20~22 日に開催された、米O’Reilly Mediaによる「O'Reilly Design Conference」に参加した。シリコンバレーで「デザイン」の重要性がますます高まっている現状がよく理解できた。
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テクノロジーで都市はどう変わる?、Googleの新規プロジェクトに期待
米Googleの持ち株会社である米Alphabetの傘下には、インターネット検索などのコアな本業とは無関係な活動をしている会社があるが、その中でも興味深いと思っていたのは2015年6月に設立されたSidewalk Labsだ。
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新興テクノロジー企業、株価の冴えない年明け
新年が明けたばかりというのに、ここのところ耳に入ってくる新興テクノロジー企業の業績関連のニュースには冴えないものが多い。いよいよバブルが弾けそうになっているのかと、ちょっと心配になるほどだ。
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これぞIoT、眠ったら動画再生を停止する「Netflix靴下」
2015年はIoT(Internet of Things)元年とでも呼ぶべき年で、いろいろな製品アイデアが登場した。その中で秀逸だったのは、年末に発表された「Netflix Socks」だ。
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声で使える「Amazon Echo」、期待以上の使い勝手
わが家に「Amazon Echo」がやってきて約2週間がたった。自然言語認識機能があり、何でも普通の言葉で質問すれば言葉で答えてくれる円筒状のデバイスだ。期待以上の使い勝手の良さに、結構驚いている。
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スタートアップが作る「元気が出る」メディアテクノロジー
米サンフランシスコで2015年12月9日、メディアテクノロジーに特化した「アクセラレーター」である米Matterの「デモデー」が開催された。生まれたばかりのスタートアップが開発したテクノロジーをいくつか紹介しよう。
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AIから長寿まで、ペイパル創業者ピーター・ティール氏の飽くなき野心
最近調べものをしていると、米ペイパル共同創業者のピーター・ティール氏の名前を見かけることがいやに多い。今さらながら彼の突き抜けたインテリジェンス、というか、エキセントリックさに驚かされる。
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ザッカーバーグ氏の「育休」が浮き彫りにするテクノロジー企業の二面性
米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)が、長女が生まれるのに合わせて2カ月の育児休暇を取ると発表したことが話題になっている。
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「MOOC」だけじゃない、単位・学位が取得できる米大学のオンライン講義
インターネットを利用した教育と言えば、「edX」や「Coursera」など、MOOC(Massive Open Online Course)と呼ばれる無料のものばかりが有名だが、米国の大学は単位や学位が取得できる独自のオンラインコースも充実させている。
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