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瀧口範子のシリコンバレー通信

300万人以上が反トランプで結集した「ウィメンズマーチ」、ネットで活動続く

瀧口 範子=ジャーナリスト 2017/02/14 シリコンバレー NEXT

 米国のトランプ大統領の就任式翌日、2017年1月21日に300万人以上もの人々が反トランプを掲げて世界各地でデモ行進をした「ウィメンズマーチ」。その活動は今も、インターネット上で拡大し続けている。

 女性が中心になって実施されたウィメンズマーチは、もともとは米国の2人の女性の話し合いから始まったものだった。それが1月21日の当日にはワシントンで50万人、世界中では300万人とも500万人とも言われる参加者を集めた。人々は男女平等やLGBT(同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー)の人権保護、移民の人権保護、環境保護など多様なテーマを掲げて行進した(写真1)。

写真1●サンフランシスコ市庁舎周辺を埋めたウィメンズマーチ
撮影:中田 敦
[画像のクリックで拡大表示]

 ウィメンズマーチに関しては、実際にデモ行進をした後の活動も注目を浴びていた。世界中で数百万人もの参加者を集めたパワーや組織を今後どう展開していくのかについて、ほとんど戦略が見えなかったからだ。

 だが、ウィメンズマーチの活動は、デモ行進の後もインターネットを中心にどんどん大きくなっている。ウィメンズマーチのWebサイトを見ると、具体的な活動が次々と始まっている様子が伝わってくるのだ。

100日間の行動計画を発表

 ウィメンズマーチがまず進めているのは、「100日間の10のアクション計画」だ。これはトランプ大統領の就任後100日の間に実行しようという行動計画であり、その内容が順次Webで公開されている。

 アクション計画その1は、地元議員へのハガキ作戦で、議員に要望を送るための特製ハガキの図柄がダウンロードできるようになっている。おそろいのハガキを送ることで、議員を動かせということだ。近所の人々や一緒に行進した仲間と協力して、その経験を共有したり、一緒にハガキを書こうと呼びかけたりしている。

 アクション計画その2では、「Huddle」のための指南とツールが用意された。Huddleとは集まるという意味だが、「身を寄せ合う」といったニュアンスがある。同サイトでは、「少人数の人々が集まって、インフォーマルな会話をする」とある。仲間と結びつきの力を強めていこうという呼びかけだ。

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