最近は、デスクトップパソコンがあまり売れていないためか、食指を動かすキーボードが出てこない。もちろん、モバイル用のBluetoothキーボードは百花繚乱状態なのだが、デスクトップで使うキーボードが寂しい状態なのだ。
目新しい物が少ない上に、僕は東プレのキーボードを長く使い続けて満足しているので、ここ最近は、キーボードの交換すら考えていなかった。
ところが、先日「東京ゲームショウ2015」に出かけたときに、ゲーム用キーボードの多さに驚かされた。いわゆるパソコンゲームは、デスクトップパソコンでプレイすることが多い。キーボードの多くのキーを操って対戦するのだ。担当の方に話を聞くと、コンマ何秒という時間を競うためにキーの反応や入力性には徹底してこだわるのだそうだ。
ゲームの場合、仕事用のキーボードと違って妥協点が高いのだろう。勝つためには多少の出費は惜しまずにデバイスを買うという。だからなのか、高価なキーボードが続々と登場していて驚かされた。しかも、ちょっとタイピングしてみたら、これが驚くほど打ちやすいのだ。
ということで、今回はロジクールのゲーム用キーボードを借りて仕事に使えないか試してみた。
使用するのは「G710」というモデルで、同社の直販価格で1万7750円(税別)だ。また、面白いので、「G910」という2万2870円(同)の最上位モデルも少しご紹介する。