「iMac」の新モデルが登場した。今回は、スペックをアップしたマイナーチェンジで、本体の基本的なデザインやサイズは変わっていない。キーボードやトラックパッドなどの入力機器も新製品が登場したので、併せてチェックしていこう。
WindowsのデスクトップPCは、日増しに元気を失っている。売れる台数が少ないために魅力的なモデルの開発も進んでいないのだろう。魅力的なモデルがほとんどないのが残念だ。
そんな中、iMacは販売ランキングをチェックしても上位に位置する人気機種だけに、しっかりとコストを掛けて製造している。ボディーにアルミを採用するデスクトップは、唯一と言ってもよいだろう。全デスクトップPCの中でも、圧倒的な高級感を備えていると断言できる。
今回アップルから借りたのは、21.5インチ液晶を搭載した、小型モデルの最上位機だ。
超高解像度ディスプレイは価値あり
21.5インチモデルの最上位機は、4K(4096×2304ドット)液晶ディスプレイを採用している。他の2モデルはフルHD(1920×1080ドット)だ。僕が今から大画面のデスクトップPCを買うなら、迷わず4Kを選ぶ。スマホや携帯ノートの解像度が向上していることもあって、フルHDでは画像が粗く感じるからだ。「iPhone 6s」シリーズで4Kの動画を撮影しても、フルHDでは残念な映像にしか見えないだろう。