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戸田覚のIT辛口研究所

THETA最上位モデルは欠点も多いがお薦めできる

戸田 覚=ビジネス書作家 2017/10/17 ITpro

 個人的な話で恐縮だが、360度カメラに結構ハマっている。旅行などでも利用しているのだが、プレゼンの様子を記録するなど仕事にも役立っている。周囲の全てを撮影できるという、普通のカメラやビデオの映像とはまた違うメリットが、数多くある。

 最近気に入って使っているのは、サムスン電子の「Gear 360」だ。4Kモデルで、3万円台前半という手頃な価格が魅力で購入。現在も愛用中だ。

 今回レビューするのは、360度カメラでは定番となっているリコーのTHETAの最上位機「THETA V」だ。4K動画の撮影に対応する最新モデルで価格は5万円台半ばと、上位機らしいプライスとなっている。

 定番モデルがどこまでブラッシュアップされたのか。今回は良い点とイマイチなポイントを見極めていきたいと思う。

 なお「360度カメラ」と呼んでいるが、実際には360度のパノラマ撮影ができるだけのカメラではない。空から足元までぐるりと撮影できる「全天球カメラ」ともいう。

例によってボディーはコンパクトサイズの縦長だ。上位モデルらしい色合いだ。(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

分かりにくさが最大の欠点だ

 THETA Vでは、静止画と動画が撮影できる。本体の電源を入れて、モード切り替えボタンを押すと、点灯しているビデオもしくはカメラのマークが切り替わり、それぞれ撮影できる。

 ここまでは、とてもシンプルでよいのだが、問題はそれ以上の操作をしようとすると、スマホが必要になる点だ。4KとフルHDの画質の切り替えさえ、スマホを使って操作する。

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