この季節は旅行に出かけることも多く、写真撮影の機会も増えるものだ。今回は撮影後の写真の保存や管理、シェアに活躍する「Googleフォト」について紹介しよう。
まずは、iPhoneやAndroidスマホで設定しておくべき項目を押さえておきたい。旅行先で撮影した写真は自動的にGoogleフォトにバックアップできるので、とても楽で、安全だ。万が一スマホが故障したり、紛失したりしても、写真を保全されるのだから言うことなしだ。
ただし、Googleフォトアプリの設定には、ちょっと気をつけておきたい。まず、保存するサイズ。「高画質」を選ぶと16メガピクセル相当まで圧縮されるのだが、普通はこれで十分だ。この設定なら利用できるストレージ容量は無制限となる。「元のサイズ」にするとオリジナルのサイズで保存できるものの、Googleドライブのストレージ容量を消費する。
もう一つ気をつけておきたいのが、保存時の通信設定だ。「モバイルデータ通信を使用して写真をバックアップ」をオンにすると、データ通信容量を大きく消費する。海外で従量制の通信をしているようなケースでは、標準の容量をあっという間に使い果たしてしまうだろう。
海外旅行中は、Wi-Fi環境でのみ同期するように設定しておくと安心だ。