「ThinkPad Stack」という周辺機器群がレノボ・ジャパンから発表された。スマホをちょっと大きくしたような長方形のスタイルの周辺機器を重ねてセットできるのが特徴で、その場合には1つへの給電で済む仕組みだ。
周辺機器は次の4つで構成されている。
1)Bluetoothスピーカー(1万1880円)
2)ThinkPad Stack ワイヤレス ルーター/1TB ハードドライブキット(2万9160円)
3)ThinkPad Stack 10000mAh パワーバンク(8100円)
4)ThinkPad Stack プロフェッショナルキット(4万2660円)
少々ややこしいのだが、コンポーネントとしてはスピーカー、ルーター、HDD、バッテリーの4つがあり、うちルーターとHDDはセットで販売される。それぞれを見るとかなり高いのだが、4つセットにすると4万2660円で収まるというわけだ。
外観は物欲をそそりまくる
往年のThinkPadファンには、たまらないデザインだ。例の四角いボディーにつや消し黒メタリックの塗装という無骨さがうれしい。残念ながらピーチスキンではないのだが、“らしい黒”である。最近のThinkPadと同様の仕上がりだ。
また、ThinkPadの「i」の点が光るのも気が利いている。それぞれの動作を示すLEDはすべてグリーンに統一されており、非常に格好がいい。
ThinkPad好きなら見ただけで間違いなく欲しくなるだろう。アップルの製品とはまた違うデザインの力がそこにはある。また、重ねて使う際には磁石の力でしっかりと固定されるようになっている。ケーブルの力で引っ張られてもずれたりしないのが良いところだ。
ちょっと気になるのがコネクターの位置だ。基本は右側面に統一されているのだが、有線LAN端子だけが背面になっている。せっかくだから同じ場所にそろえてほしいところだ。