話題になっていたノートアプリ「Dropbox Paper」の開発が進み、いよいよ正式版となった。

 ノートアプリと言えば、「Evernote」や「OneNote」が定番で、他にも多くのアプリがある。すでに百花繚乱の状態なわけだが、Dropboxがそこに新規参入して勝ち目はあるのか――、そこが見どころだ。

 しかしDropbox Paperはよく考えられていて、後発らしく共有機能にフォーカスしている。そのあたりを含めてチェックしていこう。

 まずは、使い勝手だ。利用するにはDropboxのアカウントが必要だ。無料のアカウントでも利用できるので、気軽に試すことができる。

 会社によっては、セキュリティの関係でDropboxやGoogleドキュメントなどが使えないケースも、ままあるようだ。

 だが、社外のメンバーと共同作業をするべき部署では、こうしたサービスの利用について積極的に門戸を開くべきだろう。誰もが無料で使えるサービスを利用した生産性向上と、セキュリティを、天秤に掛けることになる。

 まず間違いなく、成長のためには共同作業ができた方がよいという結論になるはずだ。

 Dropbox Paperは、パソコンではWebブラウザーで、スマホやタブレットではアプリを利用する。

Dropbox PaperはDropboxのアカウントで利用する。
Dropbox PaperはDropboxのアカウントで利用する。
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タイトルを入力して書類を作成していく。
タイトルを入力して書類を作成していく。
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