最近、仕事で動画を扱う機会が多い。数GBのファイルを様々なデバイス間でやり取りする機会も増えている。オンラインストレージを利用すればよいのだが、転送にかなり時間がかかってしまう。

 そんなときには、外付けハードディスクやUSBメモリーが便利だ。容量に応じて、ハードディスクとUSBメモリーを使い分けている人が多いのではないだろうか。僕もそうだ。

 サンディスクが発表した「SanDisk Extreme 500」は、コンパクトな携帯用SSDで、いわゆる外付けハードディスクの代替となる製品。いよいよ、モバイル用のストレージにも、小さくて高速なSSDの時代がやってきそうだ。

 容量は120GB、240GB、480GBで、税込みの実勢価格は、それぞれ約1万5000円、約2万円、約3万5000円となっている。ただし、記事執筆時点では発売前なので、もう少し値下がりするかもしれない。

 最近はポータブルハードディスクも驚くほど値下がりしており、1TBの製品が7000円程度で買えてしまう。容量単価でSSDと比べると、かなり割安だ。また、USBメモリーは大容量化が進んでおり、256GBの製品も登場していて、こちらも9000円程度で買える。

 こう考えると、Extreme 500は少々割高に思える。何らかのメリットでもないと、手が出ない価格かもしれない。

Extreme 500は四角形の外付けSSDだ。
Extreme 500は四角形の外付けSSDだ。
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