システム開発に従事していたエンジニアがある日、突然「営業を担当してほしい」と言われる。IT業界では、こんなケースが珍しくない。「どう営業すればいいのか分からない」「努力しているつもりだが成果が出ない」と悩む声もよく聞く。
営業は「ロジカル」に考えて実践できる──。SEから営業に転向し、試行錯誤を繰り返しながら営業で実績をあげ、SI事業やパッケージ事業の立ち上げを担当してきた筆者は自らの経験から、こう言い切る。実践的なロジカルセールスの進め方をケーススタディを通じて伝授する。
ITエンジニアのための「ロジカルセールス」入門
システム開発に従事していたエンジニアがある日、突然「営業を担当してほしい」と言われる。IT業界では、こんなケースが珍しくない。「どう営業すればいいのか分からない」「努力しているつもりだが成果が出ない」と悩む声もよく聞く。
営業は「ロジカル」に考えて実践できる──。SEから営業に転向し、試行錯誤を繰り返しながら営業で実績をあげ、SI事業やパッケージ事業の立ち上げを担当してきた筆者は自らの経験から、こう言い切る。実践的なロジカルセールスの進め方をケーススタディを通じて伝授する。
IT企業「ITproシステム開発」の営業担当で、卸売業向け販売管理パッケージの受注を目指しています。客先訪問の最大の目的である「導入意思の確認」が終わりました。今回はクロージングです。先方は値引きの話を出してきました。どのように対応し、受注にまで話を持っていけばいいのでしょうか。
パッケージのデモが終わりました。いよいよ今回の訪問の締めです。この訪問の目的は「導入意思の確認」です。あなたが紹介した商品を相手が導入したいと思っているかどうかを確認していく必要があります。「顧客要望と自社商品の適合度、導入意思、および課題の確認」と「次のアクションの確認」の流れを見ていきます。
営業担当のあなたは、展示会来場者への営業を進めています。訪問先でのプレゼンはいよいよ佳境です。デモを実演するだけでなく、顧客状況を確認することが大きなポイントとなります。特に「予算の確認」は欠かせません。どのように進めればいいのか、さっそく仮想体験してみましょう。
この連載ではSEから営業職に転向した人に向けて、SEの強みを生かした「ロジカルセールス」の進め方を筆者の経験とノウハウを基に説明しています。まとめとしてご紹介しているケーススタディ編は早くも第4回となりました。ターゲット顧客を訪問し、会社説明まで終えました。相手もあなたの話を興味を持って聞いている…
あなたはIT企業「ITproシステム開発」の営業担当で、卸売業向け販売管理パッケージの受注を目指しています。展示会来場者に電話をかけて、無事、アポが取ることができました。いよいよ顧客訪問です。「訪問主旨の説明と確認」から「会社説明」などを仮想体験します。
あなたはIT企業「ITproシステム開発」の営業担当で、卸売業向け販売管理パッケージの受注を目指しています。前回、ターゲット顧客とストーリーを決めました。今から展示会来場者に対して、訪問のアポイントメント取得の電話をかけてみます。どうすれば受注の可能性がある顧客からアボを取れるでしょうか。
この連載ではSEから営業職に転向した人に向けて、SEの強みを生かした「ロジカルセールス」の進め方を筆者の経験とノウハウを基に説明しています。今回からは連載のおさらいとして、ケーススタディを紹介します。連載で説明した内容を踏まえて、営業現場を仮想体験してみましょう。今回は営業のストーリーを作ってみま…
今回は、営業を行う上で避けては通れないトピックを取り上げます。顧客からの「値引き要求」にどう対応するか、です。ほとんどの案件で、顧客から商品の値引きを要求されます。顧客にとって、「安く買いたい」というのはごく普通の心理です。「受注するためには、多少の値引きはいいのでは?」と考えていいものでしょうか…
いよいよ営業折衝の「クロージング」に向かいます。ターゲット顧客への営業活動が受注につながらないようでは意味がありません。営業は受注のために働いているといっても過言ではありません。訪問を終えるにあたり、どうすれば相手から受注できるのでしょうか。今回はこの点についてお話しします。
前回はターゲット顧客への初回訪問時の商品説明を取り上げました。商品の機能や特徴といった「価値」を顧客のニーズに合わせて絞り込み、印象付けるテクニックを使うことが大切だとお話ししました。今回はその続きです。商品説明での間接価値の使い方や、前回ご紹介していないテクニック、顧客の絞り方を説明します。
会社説明まで終わり、いよいよ受注したいと考えている商品の説明に入ります。ここでの目的は「導入を判断してもらうための価値の提供」となります。商品の説明やデモンストレーションに関する詳細なストーリーは販売する商品によって異なるので、ここでは商品説明の考え方とテクニックを中心に説明します。
この連載ではSEから営業職に転向した人に向けて、SEの強みを生かした「ロジカルセールス」の進め方を筆者の経験とノウハウを基に説明しています。今回は「会社説明」を取り上げます。なぜ会社説明?と思われるかもしれません。それが顧客に提供すべき重要な「価値」となるからです。まずこの価値についてお話ししまし…
この連載ではSEから営業職に転向した人に向けて、SEの強みを生かした「ロジカルセールス」の進め方を筆者の経験とノウハウを基に説明しています。前回から、見込み顧客への訪問の進め方を取り上げています。電話でのアポ取りの際に合意した内容を確認し、今回の訪問の最終目標について合意を取ります。
この連載ではSEから営業職に転向した人に向けて、SEの強みを生かした「ロジカルセールス」の進め方を説明しています。相手とのアポが無事取れて、初回の訪問スケジュールが決まりました。客先訪問は「初回」が勝負です。アポ入れのときと同様、ストーリーを考え、そこにテクニックを組み込む作業が大切になります。
この連載ではSEから営業職に転向した人に向けて、SEの強みを生かした「ロジカルセールス」の進め方を筆者の経験とノウハウを基に説明しています。今回は前回に続いて、顧客訪問のアポイントメント(アポ)の取り方を取り上げます。
この連載ではSEから営業職に転向した人に向けて、SEの強みを生かした「ロジカルセールス」の進め方を筆者の経験とノウハウを基に具体的に説明しています。今回からは、具体的な営業方法の説明に入ります。営業活動の第一歩は、顧客訪問のアポイントメントを取ることです。
SEとして充実した日々を過ごしていたら、ある日突然、上司に呼び出されて「営業を担当してほしい」と言われる。あなただったら、どうしますか? この連載では、SE出身であるというメリットを営業で生かすやり方を伝授します。今回はSEと営業職の違いや、SEが営業を担当するメリットについてお話しします。