総務省の調査によると2015年6月の時点でMVNOの契約数は、日本の移動系通信契約全体の6.3%でしかなかった。
総務省の調査によると2015年6月の時点でMVNOの契約数は、日本の移動系通信契約全体の6.3%でしかなかった。
出所:総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成27年度第1四半期(6月末))」、http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban04_02000096.html
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 携帯電話関連の契約を見直しました。見直して契約を切り替えたことで毎月2500円ほど通信費を削減することができました。月2500円といえば1年で3万円。SIMフリーのスマートフォン1台分ぐらいの金額で、外食に使ったとしてもよほど高級な店にでも行かない限り使い切れる金額ではありません。

 筆者は、通話用の3G携帯電話契約と別に、LTEが利用できるデータ用の契約を併用していました。このほうが、料金が安かったからです。データ契約は、MVNO(仮想モバイル通信事業者。無線設備を持たずに他社から借りている通信事業者)を使い低価格なものを利用していました。このあたりについては既に2012年のこの連載(関連記事)で紹介しています。ですが、この契約を含め、ここ3年ほど、忙しさにかまけて、契約を見直していませんでした。

 2012年時点では、我が家の携帯電話契約は以下のようなものでした。

MNO4017円/月3G契約×3
NTTドコモ FOMA
MVNO3580円/月4G契約(SIM×3。上限1Gバイト)
hi-ho ファミリーシェアコース
合計7597円/月
※MNO Mobile Network Operator。自身で無線設備を持つ事業者のこと

 この時点では、女房は携帯電話でiモードを利用していて、スマートフォンを使っていませんでした。このため毎月のパケット代がかかっていたのですが、筆者がMVNOのほうでデータ通信するため、毎月の無料通信分、3契約分の繰り越しと家族割でパケット代金をまかなうことができ、特にパケット割引サービスは必要ありませんでした。