【塩田紳二のモバイルトレンド】

海外に行くときのデータ通信、安く快適な方法は結局どれ?

塩田 紳二=テクニカルライター 2017/05/19

香港のプリペイドSIMカードを入手してみた。大手通販サイトで1900円弱。7日間で2ギガバイトが利用できる
(撮影:塩田 紳二、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

 連休も終わり、そろそろ夏休みの計画が気になる頃です。少し円高になってきたこともあり、海外旅行を考える人も少なくないでしょう。海外でもスマートフォンを使うと国内同様に便利なのですが、気になるのが通信料金。最近では海外で利用できるデータ接続サービスも認知されつつあり、かつてのように請求書に10万円単位の額があってビックリ、という話もあまり聞かなくなりました。

 海外でのデータ通信にはいくつか方法があり、それぞれ一長一短という感じです。ここでは、それらについてまとめてみます。

 結論からいうと手軽でコストが安いのは、事前に訪問国のプリペイドSIMを入手する方法です。最近では、インターネットによる通販が当たり前になり、さまざまな業者がSIMを扱っています。現地でSIMを入手するのはちょっと大変ですが、同じようなものを国内で事前に入手しておけば、コストは現地調達とあまり変わりません。

 海外でデータ通信(インターネットアクセス)をするには、大きく5つの方法があります。

方法手続き、準備などコスト
現在契約のローミング◎ ほとんどなにもしなくていい最も高くなる可能性大
事業者の海外通信サービス○ 手続きやアプリのインストール少し安くなる可能性あり
レンタルモバイルルーター/SIM○ 事前申し込みと機材の受け渡しローミングよりも安く一定額
事前購入プリペイドSIM△ 事前購入、日本語サポートかなり安くなる可能性
現地購入プリペイドSIM× 割と大変あり最も安くなる可能性大

 最も簡単なのは、自分が契約している携帯電話事業者の海外ローミングサービスを使うことです。ただし格安SIMつまりMVNOの場合、データ通信の海外ローミングサービスを提供しているところはなく、原則、au(KDDI)、NTTドコモ、ソフトバンクの3事業者の契約でしか、データ通信のローミングはできません。

 それ以外の方法としては、レンタルのモバイルルーターやレンタルSIMがあります。海外で利用可能なモバイルルーターやSIMカードを期間限定でレンタルする方法です。トータルではローミングよりも安価になりますが、受け渡しの手間などがあります。

 また最後の2つは、現地で発行されているデータ通信対応SIMを使う方法です。事前に手続きをして国内で入手するか、現地で調達するか、です。

この続きはITpro会員(無料)の方のみお読みいただけます。

会員登録をするとITproのすべての記事がご覧いただけます。ぜひ登録をお願いします。



あなたにお薦め

  • 

連載新着

連載目次を見る

  • 
    

現在のアクセスランキング

ランキング一覧を見る