写真1●EU圏に行くと、こんな感じでコンビニみたいな店舗の店頭や看板に通信事業者のロゴがある
写真1●EU圏に行くと、こんな感じでコンビニみたいな店舗の店頭や看板に通信事業者のロゴがある
これはLycamobileと同じMVNOのLebera Mobileのロゴのある店舗
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 EU圏に行くと、あちこちでモバイル通信事業者の看板を見ます(写真1)。というのは、多く人がプリペイド契約をしていて、日本で言うコンビニみたいな店舗やスーパーマーケットでチャージができるようになっているからです。日本でも炭酸飲料やビール会社のロゴの入った飲食店の看板をよく見かけますが、方式としてはあれと同じようなものなのだと思います。今回は、そんなEU圏の国、イギリスに行ってきました。

 イギリスには何回か来たことがあるのですが、ヒースロー空港に到着するのは今回が初めてです。なので、事前に下調べしておきました。それによれば、ヒースロー空港では無線LANが使え、プリペイドサービスのSIMの自動販売機があるのだとか。

 海外に一人で行くのは、何回行っても不安です。そんなとき、インターネット接続ができて、Google Mapが使えたり、Web検索ができたりするとかなり不安も解消されます。なにせ、日本語で検索して日本語で情報を得られるのですから。現地では、つたない英語で質問し、あやふやな英語力で言われたことを理解しなければなりません。語学に堪能な方はいいんでしょうが、筆者のように、英語がキライだから理系に行ったみたいな英語落第生にはかなりきつい「試練」でしかありません。

 それにGoogle Mapは、知らない土地でも、どの電車とどのバスに乗れば目的地に着くのかちゃんと教えてくれます。それにGoogle翻訳も外国語の複雑なやりとりもなんとか可能にしてくれます。

 そういうわけで、海外に行ったとき到着した空港でSIMを入手できるとかなり安心です。国によっては、空港でSIMカードを買うと市内よりも高い場合があるようですが、短時間で入手できるメリットを考えると、「手間賃」と考えてもいいぐらいだと思います。もちろん、人によっては、これを良しとしない人もいるかと思いますが、筆者は、知らない土地でインターネット接続もなくさまようよりはマシだと考えています。