みなさん、モバイルしていますか? 冬本番という感じで、モバイラーにとっても厳しい季節になりました。寒さのため、バッテリーの持ちが悪くなったり、手袋で操作がしにくい、など移動しながらモバイル機器を活用するには、寒さは大敵です。

 そんな寒い時期に意外な事件が起きました。なんと熱暴走です。アップル製のノートパソコンMacBookで発生しました。実は、2006年に発売されたLate 2006(MA472J/Aを未だに使っています。今年で10年目になります。ハードディスクもメモリもバッテリーも入れ替わっており、OSに関しても、BootCampにてWindowsをメインに使っているため、ほぼ別物の状態ですが、ずっと愛用しています(図1)。

図1●愛用しているMacBook
図1●愛用しているMacBook
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 このMacBookが、5分くらい使うと強制シャットダウンするようになりました。これは以前、こちらのコラム「泥沼トラブル第3弾、6年前のMacBookで悪戦苦闘」(2012年4月6日公開)で紹介した熱暴走トラブルであることは明らかでした。そのときには、CPUファンの交換をしようと、eBayから輸入したものの、輸入規制にひっかかり、ファン交換ができずに、ファンの清掃とUSB冷却台の導入にて対応しました。それから4年。また、熱暴走が発生しました。