「情報技術(IT)を活用した経営革新に燃えるキーパーソンが一堂に介して議論する場は、とても刺激的」「異なる会社や業界の生々しい話が聞けて、視野が広がる」「問題意識の高いリーダー同士の議論は大変学びがある」――。
これは、日経BP社が2015年4月21日に開催したイベント「日経ITイノベーターズ Executive Summit ZERO」の参加者の感想である。同イベントには、著名企業のCIO(最高情報責任者)やシステム部長、CMO(最高マーケティング責任者)、データサイエンティスト、経営企画部門長、デジタル戦略部長など、ITを駆使して改革を推進するリーダーが約60人集結した。
イベントでは、経済産業省商務情報政策局の野口聡情報処理振興課長が「攻めのIT経営の推進について」と題して講演した後、「攻めのIT経営」についてディスカッションした。ITで企業変革を進め、成長を続けている代表的な日本企業といえばセコム。そのセコムでCIO、社長、会長を歴任した木村昌平氏(現・益子昌平塾 塾長)が、「ITイノベーターが日本を変える」と題してスピーチ。その内容に感銘を受けた参加者が、「ITイノベーターの使命」について熱く議論した。
今回のイベントは、日経BP社が2015年11月からサービスを開始する対話型研修サービス「日経ITイノベーターズ」のキックオフイベント。日経ITイノベーターズは、部門の垣根を越えた議論・交流を通じて相互研さんを重ねるプラットフォームを提供する。「積極的なIT投資により競争優位を目指す企業の創出への寄与」「情報技術を駆使し企業の変革者として事業や組織をけん引する『ITイノベーター』を支援する」などの事業理念に掲げ、活動を進める。
日経ITイノベーターズで中核的な役割を演じるエグゼクティブメンバー(幹事会員)は86社*89人。