マイナンバー制度の利用が始まる2016年1月までに企業は準備を進めていなければならない。どんな情報を参考に、どのように準備を進めればいいのか。NTTデータでマイナンバー制度のエバンジェリストである山田英二氏が、マイナンバー対応のペースメーカーとなって解説する。

今日から始めるマイナンバー準備ガイド
目次
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第6回:安全管理措置を行おう(技術的安全管理措置)
連載第5回では、人的安全管理措置と物理的安全管理措置について触れました。最終回の今回は、安全管理措置で残る技術的安全管理措置について触れます。また特定個人情報の取扱いに関する委託など残る課題についても解説します。そして今後のマイナンバー制度対応に当たって、企業が最も留意すべき点を示します。
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第5回:安全管理措置を行おう(人的安全管理措置、物理的安全管理措置)
連載第4回では、マイナンバー制度の特定個人情報や個人番号の事務取扱規程などの整備、組織的安全管理措置について触れました。今回は、安全管理措置の続きとして、残る人的安全管理措置、物理的安全管理措置について触れます。技術的安全管理措置に関しては、第6回で触れます。
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第4回:特定個人情報の取扱規程を整備しよう
連載第3回では、マイナンバー制度の安全管理措置の検討の流れや基本方針の策定について触れました。今回は特定個人情報や個人番号の事務取扱規程などの整備や、組織的安全管理措置について触れます。
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第3回:安全管理措置を検討するため、事務の範囲等を明確化し、基本方針を立てよう
連載第2回では、マイナンバー制度対応で課題となる要注意事項の続きとして、(1)番号を利用する事務や番号を受け入れる対象者の確認、(2)本人確認、(3)安全管理措置、(4)個人番号の消去・廃棄の4つのうち、(3)安全管理措置と、(4) 個人番号の消去・廃棄についてポイントを示しました。同時に、体制整…
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第2回:体制整備とスケジュール設定を進めよう
連載第1回では、マイナンバー制度対応が思ったより大変になるという「危機感」を持って検討を進める方が良いこと、またマイナンバー対応で最初に悩むことになる「情報収集」について説明しました。今回は「走りながら考える」ことの続きからです。
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第1回:何から始めるマイナンバー?四つの要注意事項
いよいよ今年(2015年)10月から、マイナンバー制度(番号法)が始まります。まずそれぞれの世帯に通知カードが送付され、それぞれの会社に法人番号通知書が送られます。また、年明けの2016年1月から個人番号・法人番号を利用した手続きが開始されます。
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